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アナタの目の色とナミダの色はいつも同じに見えるの
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トレシキです~。
トレインの首についているアレは・・・・・





チリン

「・・・・・・・・・・・・」

チリン

「・・・・・・・・・・・・」

チリン

「ブラックキャット」

「ん?何?」

「その首輪の鈴の音が五月蝿くて集中できん」

そう言って再び作業を始めるシキ。
彼の作業は薬湯作りだった。

「えー だってコレはオレのトレードマークだしー」

チリン

「それにシキにはグロイ草よりも毛糸の方が似合うって」

「言っている意味が理解できん」

何ゆえ毛糸?
まさか・・・・

「だってシキって動物に例えると猫っぽいじゃん」

何故そんなに私を疑獣化させたい・・・・・
しかも猫・・・・?

「なぜ猫なのだ?」

「んー真っ白だしぃ」

関係ないな。猫と。

「つり目だしぃ」

安直なヤツだ・・・。

「なんだかんだ言いつつ寂しがってオレのところに寄ってきたり」

ガシャン

「おい!?シキ?」

ジュウゥウウウウゥ

不覚だ。
最後にそんなアホらしいコトを・・・・間違ってはいないけどな・・・。
しかし・・・先程から頭に違和感を感じる・・・・
それとお尻の方がムズムズする。
周りのものが大きくなったように思える

「カァワァイイイイイイイ!!!!!!!!!」

ガバァッ

「にゃ!」

・・・・・・・・・・・にゃ?
トレインに抱きかかえられているのは分かる
にしてもトレインの手が大きく・・・・腕が太く・・・・

「ホラ見てみろよ!」

鏡の前に自分の姿を映されたその瞬間・・・・

「ハァアアアァアァァァア!!!!????」

ありえない
自分の姿が猫になっているなど・・・・
おまけに身長も縮んでいる!!

「ホラ下着取れよ でないと尻尾出せないだろ」

そう言い人の承諾無しで下着を下ろす。

「や!やめ・・・・・~~~」

自分の服から出てきたのは大きな鈴のついた尻尾
ご丁寧にピンクのリボンまでついていた。

「あの時の薬湯が・・・・・?」

何故薬湯被って猫にならなければいけないのだ!
・・・・そういえば・・・この薬湯にはナノマシンが・・・・
猫を想像した故にナノマシンが反応して・・・・・・

「ブラックキャット!」

「ふんふ~ん♪」

「・・・・・・何をしている・・・」

「何って?猫耳が可愛いからリボンしてあげてるんじゃん^^」

バッ

何も言わずにリボンを剥ぎ取った。

「あ!酷いことするなよなぁ」

「酷いコトしているのはどっちだ!」

「まぁまぁ落ち着けよ。自分の姿に戻るには自分の姿を強くイメージすりゃ良いんだよ」

なるほど猫を連想して変わったのなら自分の姿を連想して戻ればよいのか・・・
・・・・自分の姿・・・?

「ブラックキャット・・・私はどんな外見をしている?」

「え?そりゃあ勿論かわい・・「そういう意味ではない!」

ツッコミに疲れる・・・

「んー背が小さくてツリ目・・・・って外見こそ変わってないんだから鏡見りゃあ良いんじゃね?」

「私は自分が何センチか忘れてしまった」

「え 120・・「んな訳あるか」

一体この男はどれだけ私を小さくすれば気がすむのだ・・・・。

「あ でも直ぐ戻っちまうとつまらないしさ ちょっとの間その姿でいろよ」
「ふざけるな 外に出れないだろうが」
「頼む 一時間だけでもいいから」

トレインが手を合わせてお願いをしてくる。
断りづらいではないか・・・・。

「い・・・一時間だけだぞ・・・・?」

「ホントか!?」

了承を得た途端のこの笑顔・・・・憎めない・・・・。

「じゃあコレ!」

チリン

「コレは・・・・」

トレインが何時も首につけている首輪。

「うーん ちょっと大きいけど・・・・まぁ似合ってるからいいか」

ちょっとマテ
首輪程度ならとは思ったが・・・
誰がこんな露出の多い服にしろと言った
首から鎖骨にかけては丸出しで
腕も丸出し・・・・そして尻尾くらいの穴の開いた短パン・・・・。

「貴様は一体私をどうしたいのだ」

「あん?犯した「黙れ」

コイツにいくら相談や話題を吹っかけても無駄なことが今になってわかった。

それから数十分して

「なぁ・・・また薬湯作ってるのか?」

「暇なのだ」

「じゃあオレのところに来りゃいいじゃん」

るさい
こんな姿で行けば襲われることなど目に見えている。

「・・・むぅ・・・・つまんねぇヤツ『ゴロニャァン』とか言って近寄ってくればいいのに・・・・」

誰がそんなコトするか・・・
プライドが傷つくわ。

「あ そーだ」

パタパタと部屋を出てどこかに言ったトレイン。
シキは「はぁ」とため息をつき薬湯作り再開。

しばらくして・・・・。

「シッキー! コレ飲ん「断る」

トレインが言い終わる前に断りの言葉を放つシキ。

「なんでだよ!まだ言い終わってないじゃん!コレ飲んでみろよ~」

トレインの言うコレ
ピンク色をしていて少しトロトロした感じの液体だった。
明らかに怪しいので何度も首を振るシキ。

チリン

チリン

トレインの首輪が鳴る。

「ちぇ 折角スヴェンに作ってもらったのになぁ・・・媚薬・・・」

真昼間から何を飲ませるつもりだ。

「オレにニャンニャン言って欲しかったなぁ・・・」

・・・この・・・どうしようもない変態を誰か殴ってほしい。
何故自分で殴らないかって?

身長が届かないからだ!!!

チリン


また首輪の鈴がなる。
聞いている内に心地よくなる音色。

ホントは五月蝿いから鳴らすのをやめろと言ったわけではなかった。
聞いていると心地よくて近くに行きたくなってしまうから。

「・・・・・・・・」

バフッ

「うぉ!?」

ソファーに横になっていたトレインの上にダイブするシキ。

「き・・・気まぐれ猫だなぁ・・・」

「気まぐれだからちょっとしか居てやらない・・・・」

ギュウゥウウウ

「いた!痛いぞ!」

離すものかと言わんばかりに抱きしめるトレイン。

「ダーメ お前はオレの飼い猫だからずぅっと傍にいるの」

「にゃ!?」

「その首輪が あ・か・し♥」

「・・・・・・ならば貴様は誰の飼い猫なのだ?」

「え? んースヴェンかなぁ」

少し目線を逸らし言う。
すると自分の胸板に冷たいモノが落ちてきた。

ポタ ポタ

「ちょ!シキ?」

あのシキが目をつむりポタポタと大粒の涙を流した。
トレインは身体を起こしシキを身体から離す。

「おぃおぃ・・嘘だって オレは自由気ままな猫だって 誰にも縛られないの」
「ヒッ・・・・ゥク・・・」

まともに話すことも出来ないくらいに号泣するシキをなんとかなだめようとするトレイン。
再びシキを抱きしめる。

「泣き止めよ・・・・泣いてるなんてらしくないし・・・・見ていたくない・・・・」
「わ・・・・・・たしも・・・じゆうな・・・ねこ・・・がいぃ・・・」




泣く所ソコ?


嫉妬じゃ・・・・・・

「・・・・・・・・・」
「ぶら・・っく・・・きゃ・・だけずるい!!」

想定外のことです。

「だ・・・・ダメっだ!!!!お前はオレの猫!」
「ヤダ!」

少しだけ身体を離し顔を見てみると
真っ赤になって涙を零すシキ・・・。
そして下を向いている耳と尻尾・・・・。

襲いたい!!!!

ダメだ 理性を・・・・・

「あんまり我侭言うとお仕置きするぞ?」
「・・・それも・・・ヤダ・・・・」
「ちゃぁんとオレの猫ちゃんになっていう事聞くっていうなら今回はお仕置きは無し」
「・・・・・・・・・・・」

コクンと頷くシキ。

チリン

「この音を聞いていいのはオレとお前だけ・・・・」
「・・・・・・・」
「お前・・・自由になったらオレから離れちゃいそう・・・・・だからずっと傍に置きたい・・・」
「・・・・・じゃあブラックキャットは私から離れていくのだな・・・・」

また目が潤む。

「バァーカ・・・オレはお前のご主人様だぞ?愛しい飼い猫から離れるもんかよ」

トレインの言葉を聞いて微笑むシキ。













チリン

チリン













この音を聞けるのは私とご主人様だけ。













二人だけの音色













おまけ

「シキ!お手!」

バリッ

「ギャァアアァ!!!!」

「誰がホントに猫になると言った・・・・馬鹿者」

今夜は寝かせない・・・・・ニャンニャン鳴かせてやる・・・・





~アトガキ~
やってしまいました 猫化・・・・・・・
白耳萌え!黒耳萌え!ハァハァ。

次はコレのR18もの書いてみようかしら。



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