落ち着きのない海はキラキラ輝きます
落ち着きのある海はユラユラ踊ります
ベリ「おっそいよ!白竜!!!」
白「・・・・すまなかった」
ベル「仕事が無さ過ぎてつまらなかった上にベリルに襲われかけた 責任取れよ」
白「知るか!」
白竜の目の前にいるのは双子
双子だけあってそっくりだ
兄だと思われる方は少し髪の色が濃い・・・・
弟だと思われる方は少し翠の入った髪色・・・・・
・・・区別がつかない
ベリ「あ!ソイツが新しい使用人だね!」
ベル「また随分と幼い子を・・・・・とうとうロリに・・・・」
ベリ「なんたって白竜の兄はブラコンだしね あーあー変態兄弟の弟がまさかの主人だなんてなぁ」
白「・・・・いい加減殺されたいみたいだな・・・・・」
息の合う双子だなぁと・・・
言葉には出さずに頷いた
それにしても白竜に兄がいたとは・・・・・
どんな兄なんだろうか・・・
この双子のようにそっくりなのだろうか・・・・・・・
白「おい シキ」
シ「!!」
突然の呼びかけに思わず大きく反応してしまった
白「こいつらが双子の使用人 ベルとベリルだ」
シ「ん・・・・・」
白「蒼い方がベルでちょっと翠なのがベリルだ」
シ「・・・・・ぁあ・・・・」
ベリ「随分と愛想のない子だね なんかムカつく 挨拶のひとつも無しだし」
シ「・・・ぁ・・・」
ベル「こら・・・・・初めてあっていきなりよろしくお願いしますなんて言えるかよ・・・・」
ベリ「ふぅん まっ良いけどねぇ 足さえ引っ張らなきゃ」
シ「・・・・・・・・・・・・・」
完全に黙り込んでしまった・・・・・・
こういうことを言われるのは慣れていない
ベル「ごめん・・・・・ベリルも悪気が言ってるわけじゃ無いと思うから・・・・多分・・・・素直になれない奴なんだ」
ベリ「お兄ちゃん!そんな奴になんでもベラベラしゃべらないでよ!!!」
ベル「・・・・・悪い・・・・」
これから色々なことが起きそうで少し怖かった・・・・・
自分は・・・ここで使用人としてやっていけるのだろうかと・・・・
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