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アナタの目の色とナミダの色はいつも同じに見えるの
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うっへひゃっほーい

・・・・・というわけで1000HIT記念小説です

白鬼様によるキリリク、オリシキの小説です。





















































「じゃあ行ってくる」

「・・・・・・」

「・・・・いってらっしゃいの一つもないんだな」

「・・・・いってらっしゃい」



バタンとドアが閉まる

今日も彼は仕事

人を殺す仕事

私は只待つだけ

人を殺して帰ってくる彼を待つだけ

そして夜になれば私が仕事をする番

そしていつも出て行った後ドアの前で言う

無意識に出る言葉














「行かないで・・・・・・・」















クロウ・・・・・・














「ギャァアアアアアア!!!!!!」

街の裏路地で響く絶叫

男は壁を背に倒れ吐血する

ズルズルと体が落ち

壁は血染められる

「ちっ・・・・・汚い声だな」

息がまだあると確信しもう一突き腹へと剣を刺す

「あいつは・・・・良い声で鳴くぜぇ・・・?」

「ひっ・・・がっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

完全に魂はこの世から離れた

そして男の体を掴み喰らいだす

その光景はまるで悪魔のよう

「・・・・・不味い・・・・・・」

ボタボタと血が落ちる

「あいつの血はもっと美味い・・・・・」
















紅い月は何を照らすだろう

紅い瞳は誰を映すのだろう









すでに身体の準備は出来てある

彼を満たすだけの準備はしてある


「・・・今日のような月は嫌いだ・・・・」

ガチャリ

「!!」

「ただいま」

鼻にくる血の臭い

あぁ・・・また人を食べたんだと

「・・・・おかえり・・・」

「疲れた・・・・」

「風呂に・・・・」

「いい・・・・・・・寝る・・・・準備は出来てるんだろ?」

「・・・・・・・・・」

ギシギシときしむ床

近いづいているのが分かる

月の灯りだけを頼りに私の元へと

ドサッ

「・・・・・・・ん・・・」

彼は容赦なく私の足を開く

何も言わずに

「・・・・相変わらず準備だけは上手いな」

「・・・・・そういう役目しか・・・私には無いからな・・・」

「・・・・・ふぅん・・・・・」

そして彼は私の自身へ口をつける

「ん・・・・やっ!」

「・・・・・・・・・・」

「あっ・・・・・どうした・・のだ・・・・いつもは・・・・」

「いつも手じゃ飽きるだろ? 何・・・・それとも手が良いか?」

そう言い終わると再び自身を口へふくむ

「ふっ・・・・んん・・・・」

ベッドのシーツを強く握り声を堪える

「・・・・・・・・・・・・・・」

ビクッ

頭よりも身体が先に感じた

「ふぁ!ぁあああ」

「どうした?  ん?」

「い・・・・今・・・・・・・」

「あぁ あんまりにも声出さないから噛んだ」

感情の篭らない声









彼が抱いているのは私ではない


昼仕事するのは私のためではない


彼が愛情を注ぐのは私ではない














「んぁ!あぁ・・・・・・やぁっ!」

「・・・・・・っ・・・」

「ふぁん!!!はっ・・・・いぁ・・・・」

「・・・・・・・・」

彼は私と向き合って行為はしない

私は必ず背を向けなければいけない

「あっ!・・・・・・もう・・・・・・ダメ!!!」

「・・・・・・・・・く・・・」

「んぁあああぁあ!!!!!」

ビュクビュクと白濁を飛ばし私は意識を飛ばす

この身体では1、2回程度しか行為ができない

身体が行為へと追いつけないのだ

「・・・・・ぅ・・く」

彼も私の中で果てる

意識の無い私はそれを受け入れるだけ

「・・・・・・はぁ・・・・愛してる」

薄い意識の中でぼんやりと聞こえる声

「・・・・・リリス・・・・・」

リリスそれが彼の最も愛する人

けれどそれは現在捕らわれの身

二人が会うことは許されない














もし彼とそれが出会う日

私は捨てられてしまうのだろうか














静かに入る朝の日差し

目を開けると天井が映る

横に静かに顔を動かすと

背を向けて眠る彼がいる

大きな背中

本当は彼の腕の中で抱かれたい

だけど・・・・・

だけど・・・・・



少しだけ身体を近づけ背に触れる

「・・・・・行かないで・・クロウ・・・・・」

「・・・・・捨てたりしないで・・・・・・」

紅い瞳からそっと涙が伝う















傍にいることを願いました

傍にいられることを願いました

それを延々と繰り返すのです















ただの代わりでもいい

傍に・・・・・・・

近くに・・・・・・

私を置いといてほしい
















~アトガキ~

(゜Д゜)・・・・・・・・・・・

悲恋なのかどうなのか

もうサッパリです。

ちょっと表現グロイかもしれない

ある意味R18

そしてシキの口調が後半になるにつれ乙女に





この小説は白鬼様のみお持ち帰り可能です。

それでは最後まで見ていただきありがとうございます。
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