「そいじゃ!オレ達三人で楽しんでくるからな!」
「勝手にしろ。私はそんなことに興味はない」
これからトレイン達は伊豆三泊四日の旅に出るらしい・・・伊豆ですか・・・。
行くのはトレイン・イヴ・スヴェンの三人だけでシキは留守番をするらしい。
「ホントに留守番でいいの・・?」
「構わん 旅行など体が疲れるだ「毎日疲れてるじゃん お前の体は」
ビュッ
起爆符ではなく普通の札がトレインのおでこに貼り付けられる。
「それ以上言ったら次は起爆の方を飛ばすぞ?」
「・・はぃ・・・すいません」
「・・・・・こういうのをなんて言うんだっけ・・・・・・アレだ・・・・バカップル」
「・・・イヴ、お前はどこでそんな言葉を覚えてくるんだ・・・」
「・・・っと・・・おい トレイン!時間が間に合わなくなる!急げよ!」
「はいはい・・・・じゃあな・・まっ三日の辛抱だ、寂しくなったらいつでも呼べよ?飛んで行くからな」
「・・・誰が・・・・・貴様が居ない三日を有意義に過ごさせてもらう」
「可愛げの無いやつ・・・」
「五月蝿い! とっとと行けイヴ達が待っているぞ!」
そう言って早一時間
「くっ・・・なんだこの静けさは・・・・逆に恐い・・・」
いつもなら自分にベタベタ寄って来るトレイン
スヴェンと今後の経済について騒ぐトレイン
騒動の原因のトレインがいない
それは水の入った水槽に熱帯魚が居ないのと同じくらい寂しいものだった!
「うぅ・・・・ぅ~・・・・」
やりきれない気持ちが頭の中を駆け巡っていたその時
「みゃ~お」
「?」
窓の方を向いてみると黒い猫が一匹窓枠にいたのだ。
「・・・・・・・・ブラックキャット・・」
黒い猫は今のシキにとってはヒットがでかい。
手招きをすると黒猫はシキの方へ寄っていった。
「貴様は飼い猫ではないのだな・・・」
「みゃう」
猫のあごを指でゴロゴロするシキの姿などそうそう見れるものでもない。
しかも少し笑顔だったことは黒猫しか知らない。
「・・・・・・早く帰って来い・・・・・」
「にゃ~お」
「近くにいないと・・・・・つまらぬ・・・・」
「なぅ」
「・・・・からかいがいがないと・・・・・」
少し肩が震えるシキ。
「・・・・寂しくて死にそうだ・・・・」
一方 伊豆では・・・・
「あー!!!!」
「うるさいぞ トレイン!」
「・・・・・・」
「もう帰りてぇよー!!」
「お前が来たいって言ったんだろうが!!!!」
「・・・・・・・・真正のバカップル・・・・」
イヴの見ていたカメラには現在 留守番中のシキが映っていた事はイヴだけの秘密。
1分でも
10秒でも
1秒でも
少しでも
君の近くにいたい
~アトガキ~
(゜Д゜)・・・・・・・
なんていうか
撃沈・・・・OTL
んでふと気付いたことはクリードやドクターで甘々は無理だと思った
トレイン→甘々
クリード→シリアス
ドクター→R18系
っていう方程式がだね・・・・・
ト「どうでもいいから早く帰して 愛しい愛しいシキの元へ」
椿(管)「えー」
シ「・・・・・・・・・・・・・・・・ブツブツ」
椿「うわぁ・・・・・・・二人とも重傷だぁ・・・・・・・」
それではここまで読んでいただきありがとうございました^^
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